NHK総合 NHKスペシャル(再) 「マリナ 〜アフガニスタン・少女の悲しみを撮る〜」

 アフガニスタンで8年ぶりに製作された映画「オサマ」。
映画を撮った、アフガニスタンを代表するセディク・バルマク監督(40)と、主役を演じた少女マリナ(13)の出会いから、映画の完成までを描く。
当初「虹」とされていたタイトルと、希望を込めた映画の内容は、少女マリナの戦争と貧困の過酷な人生を監督が知っていくことで、劇的に変わっていく。

職業的俳優ではなく貧困層の一般人から俳優をスカウトするあたり「運動靴と赤い金魚」みたいな雰囲気がドバドバしていい感じです。主役マリナさんの実父は足が悪くて働けずマリナさんが一家の稼ぎ頭としてがんばっているのでクランクアップの際にスタッフから貰った「一家が半年分生活できる金額」の札束を泣きながらバッグに詰めるシーンがすごくいい映像だった。エキストラの子供達も「日雇い労働者の日給と1日分の食料」で映画に参加し、撮影が終わった後に充実感に溢れた顔で現金を懐に入れて貰ったナンのようなパンをかぶりつく姿は純粋培養された労働の尊さのようで私もがんばらねばという気になる。

映画のタイトルは「オサマ」邦題は「アフガン零年 OSAMA」
公開は、12月東京で開催予定の「NHKアジア・フィルム。フェスティバル」で上映予定。
また、その後、来年1月、NHKハイビジョンで放送予定。
劇場公開については未定です。

この映画はカンヌで何かの賞を取ったようなので日本でも観れるかもと思いきやNHKハイビジョンで放映予定とのこと。番宣かよ!
追記
「子供」「映画」「労働の尊さ」というキーワードで「子犬ダンの物語」を思い出した。「泣きながら札束を受け取るハロー!プロジェクトキッズ達」が嘘でもメイキング映像にあったら評価がだいぶ違うものになっていただろうと思うと残念でならない。もしくはASAYANが現在も続いていたら「あぁ!」のレコーディングかダンスレッスンでけちょんけちょんに泣かされる夏焼さんか鈴木さんの姿が見れたのにと思うと残念でならない。
今日の結論はハロー!プロジェクトキッズには涙が足らないということなので田中れいなさんがいかにしてメディアに乗る上手いやり方でキッズの2人を泣かせるかに今後期待したいと思う。