田中れいなその2

上の日記に書いた「謎の言語で歌うシャボン玉」ばかり聞いている。これをさらに逆再生するとバックトラックはもちろん意味不明で何の曲なのか分からなくなるが、ところどころで「愛する人は」とか「本気で好きだって」などのフレーズがはっきりと聞こえるので暗号のようで愉快だ。
この技術を応用して例えばレズビアンを始めとするセクシャルマイノリティが迫害されている国でネットラジオを始めるとする。当局が放送を聞いても「マジョリティの青年が自作のリミックスを放送してるだけだな」と思ってまったくのノーマークである。しかし放送を録音し逆再生するとアナグラムされた田中れいなの声でレズビアンの解放を求める演説が聞こえ、国中のレズビアンは蜂起し、やがて革命を起こすのだ。そしてレズビアンの園となったその国では田中れいなは革命のヒーローに祭り上げられ、辞書にも「Tanaka Reina」はレズビアンの代名詞として載って人々はレズセックスを謳歌しみんな平和に暮らしました。めでたしめでたし。