気を付けよう

T字路で信号待ちをしていると隣の車線にて矢印信号が消えた刹那に軽自動車が停車。制動距離に無理があったらしく停止線を越えて横断歩道で止まる。そのすぐうしろのトラックが断末魔のような音を響かせて急ブレーキ。あわや追突かと思ったが間一髪助かった。めでたしめでたし。
しかしあの光景はビデオに収めて「履いててよかった○○タイヤ!雨で濡れても大丈夫!」とキャッチを付けてCMにしたくなるような急ブレーキだった。もし私があのふざけた軽自動車のうしろを走っていたらブレーキ間に合わずどかーんと追突し、ハンドルに顔面強打で記憶をなくし、どうにか社会復帰して帰宅するも、山と積まれたハロプロ関連のCDや書籍を見て小便漏らすのが関の山であろう。その点あのトラックはさすが運転を職業にしてるだけあって見事なブレーキだった。と、感心しながら市道を走っているといつの間にかスポーツワゴンにうしろをぴったりマークされおまけにぺかぺか煽られてしまった。夜間の雨で視界最悪の上、ラジオに夢中だったので黙殺したが、これが先の事故未遂を目撃していなかったら頭に血が上りばこーんとアクセルを踏み込んでハイドロプレーニング現象を起こして哀れ電柱に激突してしまい顔面強打で記憶をなくし、どうにか社会復帰して帰宅するも、机に貼られた「みんな大好き、チュッ!4 10/14発売」と書かれた謎のメモを見て小便漏らすのが関の山であろう。