立風書房 古今亭志ん生 - びんぼう自慢

志ん生の自伝。志ん生から落語を取ったら20世紀きっての屑人間ということがよく分かる本です。チャップリンの自伝も読んだけどどうやら笑いを取るにはひどい生き方をしないと駄目らしい。私も銀座で迷子になってさあ大変だ栃木に帰るには終電21時だこれが本当の21時までのシンデレラという時に初対面の紳士に道を尋ねられてええと、私は土地の者じゃないのでそうだちょっと待って下さいと鞄から引っ張り出すだけでも一苦労のクソ馬鹿でかくて重くてやってられねえA4ノート何がシンクパッドだ叩き割るぞクソが赤乳首ヒィヒィいわすぞだからそこでiBook G4 12インチですよ奥さんとウィルコムをぱんぱかぱーんと取り出してGoogleマップを紳士に見せてる場合じゃない。あのくそじじいのせいで一泊足止めを食らったといっても過言ではない。それとさっさとインテル搭載で速くて小さくて液晶ピカピカのiBookを出さないクソリンゴ屋の直営店が悪い。しかし迷子に道を尋ねるなんて馬鹿じゃないかしら。しかもただの迷子じゃなくて2つの耳にイヤホン突っ込んでる迷子ですよ?虫の居所が悪かったら私様ってば耳にイヤホン突っ込んでるんだからじじいに声掛けられても聞こえないもしくは聞こえなかったフリをするで声を掛けてきても無駄ですよと無言で威圧している迷子に声を掛けるなんてやはりなんというか田舎者故の気の弛みにつけ込まれたということか。久しぶりに満員電車に乗ったら吊革無しで立つ方法をすっかり忘れていてよろよろしている所を見られたり頭が禿げ上がった人のてっぺんを見つめながら毎日こんな人がいっぱいいる鉄の箱に揺られるだけでなく頭が禿げ上がった人のてっぺんを見つめながら通勤してたら気が狂いそうなもんだが東京の人はタフだなあと感心しているのがバレたのか。いずれにしても志ん生の落語はiTunes Music Storeで買えます。オーディオブックの所にある。一席700円。すごい世の中になったもんだ。